水の硬度

● 水の硬度って何?
水の主なミネラル分である、カルシウム及びマグネシウムの含有量を表したもので、硬度の低い水は「軟水」といい、硬度の高い水は「硬水」といいます。

● 飲み水の硬度の値はどれぐらいがいいの?
水質管理設定項目とは、水質基準の他に水質管理上留意すべき項目として定められています。硬度は、おいしさの面から目標値として10~100mg/Lと設定されています。

また、水質基準には、安全性の観点から設定されている項目もありますが、その他にも味やにおいなどの観点で設定されている項目もあります。硬度は、値が高いと石けんの泡立ちが悪くなる等の理由から、日本国内では法令により300mg/L(水1リットル中に炭酸カルシウムとして300mg)以下となるよう基準が設定されています。

なお、pHなどの水質条件によっては、硬度が約200mg/Lを超えるとスケールの付着を引き起こしたり、逆に約100mg/L以下の水は水道管に対する腐食性を高めたりすることがあります。

<参考:水の高度について/東京都水道局>
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/02

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